学長からのメッセージ
ごあいさつ
「体験から学ぶ」
〜学び続ける保育者となるために
千葉明徳短期大学は保育者養成に特化した単科の小さい大学です。創立から50年、それは変わりません。「体験から学ぶ」ことを教育の特色としています。「体験から学ぶ」といっても、ただ、いろんな体験をすればよいということではありません。様々な体験を通して、自分で感じたこと、考えたことを言葉にして語ったり文章にして表現したりすること、そして、共に学ぶ仲間と話し合い学び合うことを大切にしています。
保育という人を相手にする仕事は、こういう時はこうすればいいというようなマニュアル化はできません。相手に合わせて、関わり方が変わります。同じ相手であっても、状況が違えばこれまた対応が変わります。その時その時の判断に基づき、相手の成長のために様々な働きかけを考えていかなければなりません。保育者は常に相手とともにあり、相手の育ちを願って問い続ける、学び続ける存在なのです。「体験から学ぶ」という学びの方法は、保育者として大切な問い続ける姿勢、学び続ける姿勢を育てます。
ですから、明徳では保育の場だけでなく、様々なフィールド(現場)へ出向きます。教員一同、皆さんが様々な体験をしてそれを振り返り学び合うことを支えていきたいと思います。 明徳で共に学ぶことをおもしろがりましょう。
平成5年3月東京学芸大学大学院学校教育専攻幼児教育学講座修了
平成20年4月千葉明徳短期大学保育創造学科教授
令和3年4月千葉明徳短期大学学長就任
平成19年4月~現在
学校法人由田学園 理事長
平成28年3月~現在
特定非営利活動法人四街道プレーパークどんぐりの森 理事
平成24年度~平成26年度
短期大学基準協会第三者評価(認証評価)評価員
平成26年10月
千葉市保育運営課 研修会 講師「教育課程及び指導計画の作成について」
平成27年5月日本保育学会68回大会
自主シンポジウム「園舎の音環境を考える〜子どもや保育者にとってよりよいあり方を探る〜」企画・司会
令和元年5月日本保育学会第72回大会
自主シンポジウム「音環境改善と保育の質向上の可能性」企画・司会